お母さんと私

ひとりごと

お母さんと私は、
そもそも仲良し親子ではなかった。

お母さんは23歳の時に結婚したが、
なかなか子供には恵まれず、
46歳で私を出産した。
当時は超高齢出産だったと思われる。

どちらかと言えば過保護に育てられたと思う。
着る服は、お母さんの手作りもいくつかあって、
中学入る前まで、何も疑問に思わず手作りの服を
着ていた。

中学以降に私の反抗期が始まり、
結構激しかったのではないかと思う。
お決まりの壁に穴開けや深夜まで遊んでは怒られることが
結構あった。

だけどもお母さんも私にべったりか、といえば
そうではなく、ボーリングやバウンドテニス、
カラオケ教室など自分の趣味を楽しんでいた。

私が社会人になって一人暮らしをしてから
数年間実家には帰らず、連絡も取らなかった。
その期間にお母さんからは元気かどうかの手紙が
何通か届いていたこともあった。

頻繁にお母さんとやりとりすることになるのは
やはり産後からだった。
親のことを何だと思ってるんだ!!とお𠮟りをうけそうだが、
孫ができてからお母さんとの接触の機会がぐっと増えた。
というか、助けてもらっていた。

いまさらだけど、ありがとう。お母さん。



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